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福祉施設の活動紹介

【東海北陸】福祉施設の活動紹介 Vol.7

2025.05.09

Vol.7 一般社団法人 あんずの木 様

今回は石川県小松市にある「あんずの木」様を紹介いたします。
「あんずの木」様は就労B型事業所です。焼きたてのパンや、お菓子、お弁当、野菜をふんだんに使ったお惣菜などを利用者様、職員様が作って店舗や高校の購買などで販売しています。 『農福連携』(※1)にも取り組まれていて、新鮮な野菜を使った商品はとてもおいしくてお手頃価格なのでよく利用させていただいています。
私のおすすめは小松ぷりんとにんじんのドレッシングです。
※1『農福連携』とは
障がい者の方が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組みのことをいいます。


設立者である斎藤 和美(さいとう かずみ)にお話を伺いました。 
斎藤様は、ご実家が菓子店を営んでいたことからご自身もパンやお菓子作りを学び、講師をされていました。
知的障がい者のご施設で講師をされている中で、『障がい者も健常者も「楽しい!うれしい!おいしい!」という感覚は同じなんだ、気持ちには障害がないんだ』という気づきがありました。この人達といっしょにやっていきたいという思いを強く持たれ、「就労支援施設あんずの木愛ラボキッチン」を設立されました。

現在は、小松市議会議員との二刀流で忙しい日々を送っておられます。障害児が増えてきている現状を踏まえ、生きづらさを感じる人も増えていると感じていて、重要なのは「人と人との関わりの中で何ができるか?」を考えることだと話してくださりました。福祉の現場の声を議会に届けるという役割を担って活動されています。利用者様である谷口 里美(たにぐち さとみ)様にお話を伺いました。
谷口さんは、パンの成型が得意で、趣味のボーリングは国体選手になるほどの腕前です。パンが焼きあがった時うれしいと感じるそうで、毎日「あんずの木愛ラボキッチン」に通うのが楽しみだと話してくれました。

サービス管理者である竹川 絵梨子(たけがわ えりこ)様は、利用者様に生活の一部として楽しんで作業してもらうように心掛けているそうです。仕事をしてもらいながら支援も行うことは大変だけど、利用者様ができなかったことができるようになっていくことにやりがいを感じているそうです。インタビュー中も常に利用者様に目配りを忘れず声掛けしておられる姿が印象的でプロフェッショナルだなと感じました。

 

「あんずの木」さんを訪問すると、わきあいあいと明るい雰囲気で出迎えてくれます。
みなさんもぜひ訪ねてみてくださいね。

★★あんずの木様 ホームページはこちら★★

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