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睡眠の大切さ
2025.03.12
人生100年時代
健康のために睡眠が大切であることは誰もが知っていますね。
それでも多忙な毎日、十分な睡眠時間を確保することは簡単ではないです。
そうした中、メジャーリーグの大谷選手は日頃から睡眠を大事にしており、1日最低8時間、休日には12時間とよく寝ることを公言しています。
努力して睡眠をとる大切さをあらためて考える時かもしれませんね。
睡眠には組織の修復や、身体の回復、情報処理(記憶の整理と定着)など、たくさんの役割があります。
最も大事な役割は『脳の中のゴミを外に出す』ことです。
私たちの脳(特に神経細胞)は睡眠中も活動を続けています。
睡眠中、神経細胞は脳精髄液を動かして、脳内にゴミが溜まり認知症などの神経変性疾患にならないように脳の大掃除をしているのです。
慢性的な睡眠不足は日中の眠気や意欲低下・記憶力減退などを引き起こすだけではなく、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼすことが知られています。
また、糖尿病や心筋梗塞、狭心症などの生活習慣病に罹りやすいことが明らかになっています。
厚生労働省は心身の健康づくりのための『睡眠指針』を公表しています。
例えば、
○成人は6時間以上
○小学生は9~12時間
○高齢者は個人の体調や生活状況に合わせた時間
など、年代別に適切な睡眠時間を確保することを推奨、質の良い睡眠のために心掛けるべき注意点を示しています。
参考:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html
良質な睡眠のための環境づくりについて
ポイント
○日中にできるだけ日光を浴びると体内時計が調節する。
○寝室にはスマートフォンやタブレット端末を持ち込まず暗くする。
○就寝の約1~2時間前に入浴し身体を温めてから寝床に入る。
○できるだけ静かな環境で、リラックスできる寝衣・寝具で眠る。
運動・食事等の生活習慣と睡眠について
ポイント
○適度な運動習慣を身につけること。
○しっかり朝食を摂り、就寝直前の夜食を控える。
○就寝前にリラックスし、無理に寝ようとするのを避け、眠気が訪れてから寝床に入る。
○日中の活動と夜間の睡眠のメリハリをつける。
睡眠と嗜好品について
ポイント
○カフェインの摂取量は1日400mg(コーヒーを700cc程度)程度に抑える。
○カフェインの夕方以降の摂取は、夜間の睡眠に影響しやすい。
○晩酌での深酒や、眠るためにお酒を飲むこと(寝酒)を控える。
○喫煙(紙巻きたばこ、加熱式たばこ等のニコチンを含むもの)を控える。
なかなかすべてを叶えることは難しいですが、ご自身や家族の健康に備え、是非実践してみてください。
執筆者プロフィール
セールスサポートグループ 宮田
オーディション番組にハマり中。
夢を叶えるキラキラアイドルに涙しています。