みなさま、こんにちは！
ジェイアイシーセントラル福祉営業部の吉田です。

突然ですが、私は食べることが大好きです。
食事には出費を惜しまないので、エンゲル係数が非常に高いです(笑)
何歳になっても自分の歯で食事を楽しむことができたらと思っております。

さて、今回は『歯の健康』についてお話しいたします。

『健康な歯は、全身の健康の基盤である。』

こんな言葉を聞いたことはありますでしょうか？
あのHONDAの創業者本田宗一郎さんも、

『世界に出ていくためには、歯を治せ。』

と言うほど、歯の健康に気を遣っていたそうです。

日本は欧米に比べて、歯の健康に対する意識が低いと言われております。
欧米では、『歯』は教養・育ち・品格・清潔感・自己管理能力などを象徴するものとされており、ビジネスにおいても非常に重要視されるポイントです。

『健康な歯は、全身の健康の基盤である。』とは

ある研究によると、定期的な歯科検診を実施している会社では、医療費が15年間で最大23％減少し、実施していない会社では24％上昇したそうです。
日本の成人の約80％が歯周病であり、歯周病は認知症・糖尿病・心臓疾患・脳卒中・癌などの様々な病気に起因します。
歯周病は口の中に限定された病気ではなく、炎症反応を発端として免疫に関わる様々な物質を活性化し、それらが血流を介して全身へと運ばれあちこちで悪さを働きます。
インフルエンザなどの感染症を予防するのにマスクや手洗いをしますが、それ以上に口腔ケアをすることが重要です。

歯の健康を守るために

まず、『歯磨き』とは何なのか？
それは、『プラーク（細菌の塊）を除去すること。』です。

プラークは食後約4~8時間の間に作られ、うがいでは簡単に除去できません。
先ほど成人の80％が歯周病とお伝えしましたが、実は日本人の95％が毎日歯磨きをしているというデータがあります。（1日2回以上の人は77％）
つまり、『キレイに磨けていない。』ということです。

歯の健康を守るためのポイントは、
・毎日の正しいホームケア
・定期的な専門家によるクリーニング
です。

1日1回は歯間ブラシやフロスなどで、『歯と歯茎の境目をキレイにする。』『歯と歯の間をキレイにする。』ことが重要です。
歯ブラシのみではプラーク除去が60％に留まりますが、上記を併用することにより95％まで上がります。
しかし、自身のみでのケアでは、磨き残しが必ず出てきます。
3か月に1回は歯医者へ行き、専門家によるクリーニングをしてもらいましょう！

最後に

まだまだマスクをしている方が多いように思います。
やはりマスクをしていると、相手の表情を目のみでしか判断できません。
※マスクを着用することを否定しているものではありません。

専門家によると、表情（笑顔）というのは『口角』が大事といいます。
口腔ケアをすることは、マスクを外し、笑顔を見せ合うことに繋がるのではないでしょうか。
そしてそれは、自分に自信をもって相手と接することに繋がると思います。

歯をケアすることは、全身の健康を守ると同時に対人関係をも良くする。

そんな、人生が変わる！？かもしれないお話でした。

＜参考文献＞
『世界の一流はなぜ歯に気を使うのか』　森下真紀　著
『最強の健康法』　ムーギー・キム　著
『脳の老化を止めたければ歯を守りなさい』

執筆者プロフィール

吉田　健
富山県出身。現在は名古屋在住。
お盆は実家に帰省する予定ですが、昨年５歳の姪っ子に誕生日プレゼント（８月が誕生日）を買って帰るのを忘れたので相当怒られました。
今年は必ず買って帰ります。