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第4回アール・ブリュット展【石川】
2024.07.10
2024年6月27日(木)~7月2日(火)に、
『第4回アール・ブリュット展石川』が石川県庁の展望ロビーで開催されました。
開会式には多くの関係者の方が参加されました。
開会宣言は主催者である石川県知的障害児者生活サポート協会の三谷会長、そして石川県手をつなぐ育成会の藤井会長が開会の挨拶をされました。
藤井会長は、今年は能登半島地震の影響で被災地域からの出品はないだろうと思っていたところ、『こういう時だからこそ、思いを届けたい』と被災地域からも数多くの出品があり、感銘を受けたと話されていました。
また、馳浩石川県知事が祝辞を述べられ、華やかな開会式となりました。
閉会後、馳県知事の「さあ、見に行こう!」の掛け声とともに、開会式に出席の皆さんが一斉に展示会場へ移動し、なごやかな鑑賞会が始まりました。
今年も、いきいきと個性が光る多くの作品が石川県内の福祉施設や特別支援学校から、出展数283作品(参加人数886名)が集まりました。
皆さんの作品を少しご紹介します
開会式で出品者代表挨拶を務められた村谷菜々子さんが描かれた作品「うちのねこ」は、温かいピンク色の中に笑顔の猫が描かれており、村谷さんの飼い猫への愛情が伝わってきました。
深いブルーに塗られたキャンバスに描かれた植物の絵は、キリッと色が際立ち惹き込まれるような魅力があふれていました。
優雅に泳ぐ2匹の鯉のぼりと「ありがとう」のメッセージは、能登半島地震の被害で運休していた【のと鉄道】の運行再開を祝って制作されたものだそうです。
丸いキャンバスに描かれたのはペンギンの親子や目玉焼き。発想の豊かさに思わず笑顔になる作品でした。
来年のアール・ブリュット展石川の開催にもぜひご期待ください!