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福祉施設の活動紹介
【東海北陸】福祉施設の活動紹介 Vol.2
2024.04.24
Vol.2 一般社団法人 オレンジキッズケアラボ 様
みなさまこんにちは!
今回は福井市にある、オレンジキッズケアラボさんにお邪魔しました。
こちらのご施設は、重い障がいや日常的に医療的なケアが必要なお子様たちの通所施設です。
医療・生活面でのサポートだけでなく、旅行や就学支援などお子様たちの成長を引き出すために様々な活動を行っていらっしゃいます。
代表理事の戸泉さんにお話を伺いました。
オレンジキッズケアラボさんでは、五感や経験を大切にするケアを心掛けています。
病院で目が見えない、耳が聞こえないと診断されたお子様に対しても、決めつけず接することで物をつかもうとするしぐさや音を聞こうとするしぐさが見られることがあるそうです。
「0-1体験(ゼロイチタイケン)」と呼ばれている初めての体験することで、お子様が成長するのを実感されています。
例えば、芝生に座ったことがないお子様が芝生に初めて座った際、初めての感覚にびっくりして手を上げたりもじもじする様子が見られたそうです。まさに五感が揺さぶられた瞬間だったのでしょうね。
「子どもたちの可能性を決めつけない」というのは他の活動内容をお聞きしても感じました。
びっくりしたのは登山や気球に乗るなど、医療的ケアが必要なことを鑑みるとしり込みしてしまいそうな活動に積極的にチャレンジしていることです。
「アイデアを出してできるかできないか判断しているのですか?」と質問すると「できないということは基本的には考えず、どうやったらできるのかを考えています」と力強く答えてくれました。これは障がいをお持ちのお子様に限らず、養育者や支援者に必要な考え方だなと目からうろこでした。
修学旅行に行くことが難しかったお子様に対して修学旅行を開催したこともあるそうです。
足湯がとても気持ちよさそうですね!
また、オレンジキッズケアラボさんに隣接して「まあるカフェ」があり、一般の方も利用できます。
ランチをいただきましたが、新鮮なお野菜を使ったランチセットやスープカレーが絶品でした!
次はプライベートでパンケーキを食べに行く予定です。
緑にあふれ、街に溶け込んだ空間はとても居心地がよいのでみなさまもぜひ足をお運びください。
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