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話題のNISA、どこで始める?
2024.02.14
FPに聞いてみた
みなさま、はじめまして。
入社一年目の甲斐です。
私は大学を卒業後4年間信用金庫に勤め転職し、昨春ジェイアイシーセントラルに中途入社いたしました。
そんな私の経験談も交えながら、今回はNISA制度にまつわるお話をさせていただきます。
ここでは株式などで投機的な短期運用をするというより、投資信託でじっくりリターンを出していくような運用をイメージしていただけると幸いです。
多くの方がご存じかと思いますが、今年からNISA制度が新しくなりました。
制度の概要については、2023年5月31日掲載のコラムにて詳しく述べております。
これを機に運用を始められた方もいらっしゃれば、気にはなっているものの、どこで始めたらいいか、どういった銘柄を選べばいいかわからず、なかなか手を出せないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
口座の開設先
NISA口座の開設先としては、銀行や証券会社などの対面型と、ネット証券などの非対面型の2つに大きく分けられます。
ただネットやSNSでは、銀行は手数料が高かったり取扱銘柄が少ないと叩かれているような記事や投稿を数多く見かけます。
もちろんこれは事実ですが、それが必ずしも悪いことではないと私は考えております。
手数料について
ネット証券は人を介さない分、手数料は安いですが、この「人」という部分は重要な存在なのではないかと思います。
金融機関の窓口であれば、ファンドの選定や手続き、売却判断まで担当者がサポートしてくれます。
また、運用中に金融ショックが起こったり市況が不安定になっても、相談できる先があるのは心強いのではないでしょうか。
ちなみに銀行は手数料の高いファンドを販売するという記事を見たことがありますが、少なくとも私の勤めていた信用金庫では手数料の高いファンドを売って評価されるということは一切ありませんでした…
ラインナップの数
次に取扱銘柄の数についてですが、ネット証券はかなり豊富な数の取り扱いがあり、よくネットなどでおすすめされている全世界株式や米国株式のファンドだけでも数種類あります。
多くの選択肢があるのは良いことですが、その中からご自身で一つ一つ目論見書(ファンドの運用方針やリスクなどについて記載されたもの)を読んでファンドを選ぶというのは、かなりの労力と時間を費やしますし、なかなか判断が難しいものです。
特に運用が初めての方にとってはハードルが高いような気もします。
参考:SBI証券 つみたてNISA取扱銘柄一覧
https://site0.sbisec.co.jp/marble/fund/powersearch/fundpsearch.do?Param7=other_5
結論
ご自身で買付から売却まで完結できる方や経済動向に詳しい方は、手数料の安いネット証券での運用がおすすめかと思います。
ポイントがついてきたりもしますしね。
運用が初めてで少しでも不安な要素がある方は、まずは金融機関の窓口やファイナンシャルプランナーなど、その道のプロに相談してみるのがいいかと思います。
長期にわたって運用することで生じるリスクを念頭に置いて、どのような金融機関だと利用しやすいかを考えることが大切です。
執筆者プロフィール
福祉営業部 甲斐 遥
バスケットボーラー兼K-POPオタクです。
関東の方によく行くので、おすすめスポットがあれば是非教えて下さい。