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老後の資金について

2023.04.19

人生100年時代

こんにちは。
突然ですが、
みなさんは老後の資金として、なにかご準備をしていらっしゃいますか?

老後がいつを指すのかは人によってさまざまですが、経済的には公的年金や預貯金などを、生活資金として使い始める時期を指すことが多いです。

少子高齢化により、年金給付の増加も期待しにくい情勢となっているので、不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

ゆとりある老後を過ごすために、公的年金で賄えない不足分をどのように補っていくのか、
早いうちから老後資金に備えておく必要があります。

老後の資金準備の方法はいろいろあると思います。

本日は老後資金を準備する方法はどのようなものがあるのかご紹介していきます。

『預貯金の活用』

老後の生活に備えるための貯め方として、
オーソドックスなのは、決めた金額をコツコツ貯めていく預貯金ですが、この方法であれば、複雑な制度もなく、込み入った知識も不要です。

思い立ったら気軽に口座を作り、貯金を始めることができるところがメリットです。

デメリットとしては、物価の上昇によりお金の価値が下がってしまう、インフレリスクの影響を受けてしまうことがあります。

そして銀行の金利は非常に低く、預貯金だけで資産を増やしていくことは簡単ではありません。
馴染み深い預貯金の方法から、資産運用で少しづつ老後資金を増やしていくという方法もあります。

 

『つみたてNISAを利用する』

つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
年間40万円が上限で最長20年間の運用が可能です。

 

『iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する』

 

iDeCoとは、公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度の一つです。
公的年金とは異なり、加入は任意で、加入の申込・掛金の拠出・掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。

 

『個人年金保険を利用する』

個人年金保険とは、契約時に定めた年齢まで(60歳、65歳など)保険料を払い込み、その後一定期間(5年、10年など)、もしくは一生涯にわたって年金が受け取れる貯蓄型の保険です。

メリットとして老後の資金を安定して貯められる、生命保険料控除の対象となり、個人年金保険料控除を受けることができる点があります。

 

そして2022年12月16日に公表されました、令和6年(2024年)から始まる新NISA制度について、何がどのように変わるのか気になる方も多いのではないでしょうか?

最後に新NISA制度の注目ポイントについて解説をします。

新NISA制度について

今回公表された新NISA制度のポイントは以下の5点です。

1.一般NISAとつみたてNISAの併用が可能に

2.年間投資上限額が最大360万円に拡大

3.生涯非課税限度額が最大1800万円で新設

4.非課税保有期間の無期限化

5.制度の恒久化

現行の一般NISAとつみたてNISAは、1人1口座が原則とされており、いずれか一方を選択する必要がありました。

しかし新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠の両方が利用できるため、両制度を併用できるように変更されました。

そして非課税投資枠が大幅に増額され、今回の改正によって非課税期間が無期限化されることになり、一般NISAでは5年間、つみたてNISAは20年間とされていた非課税期間が無期限となるため、より長期的な資産形成ができるメリットがあります。

新NISAを活用して非課税で運用すれば、効率的な資産形成が行えそうですね。

 

他にも資金準備の方法はあるかと思いますが、将来ゆとりある老後生活を送るために、自分にぴったりの方法を探して早いうちから備えておくことをおすすめします。

 

執筆者プロフィール

今城
最近ダイエットのためにフラフープを買いました。
まだ一度もやっていません・・・

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