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『ライフプランニング』のススメ
2021.10.13
FPに聞いてみた
みなさん、こんにちは!
ジェイアイシーセントラルの米田です。
みなさんは、『ライフプラン』『ライフプランニング』という言葉をお耳にされたことはあるでしょうか?
ウィキペディアでは、『ライフプラン』とは、『人生設計』のこと。
語感としては、 『人生設計』が、職業、結婚観、生きがい、居住地など個人の充足感に主眼をおいた設計であるのに対し、『ライフプラン』は、主に金銭面からの生活設計を指すことが多い。
『ライフプラン』は人生設計図と訳されることもある、とされています。
最近は当たり前のように使われる言葉になりつつありますが、『人生100年時代』に突入したといわれる昨今、さらに重要な意味を持ち始めていると感じます。
人生の節目となる大きな予定、いわゆる『ライフイベント』ではまとまったお金がかかることが多く、しっかりと計画的にお金を準備しておかないと、長い人生を乗り切っていけませんよね。
特に『人生の三大資金』といわれる『教育資金』『住宅資金』『老後資金』については、しっかりと考えていく必要があります。
『教育資金』
教育資金については、こんなデータがあります。
令和元年12月18日に文部科学省が発表した『平成30年度子供の学習費調査の結果』によると、幼稚園から高校まですべて公立の学校を選択した場合の学習費総額は約540万円です。
また、『私立大学等の令和元年度入学者に係る学生納付金等調査結果について』によると、私立大学における入学金・施設利用料・授業料(4年分)の合計は約400万円です。
幼稚園から高校までは公立、大学は私立といった進路の場合、学費だけで約1,000万円となります。
進路によって金額は大きく異なりますが、まとまった金額が必要となることは確かですね。
『住宅資金』
住宅資金については、『いつかはマイホーム』といった考え方ではなく、
『いつ』『どのくらいの』と時期や金額をはっきり決めておいたほうが良いかもしれません。
そうしないと、なかなか購入に踏み切れないなんてことになりかねないからです。
住宅金融支援機構の令和2年度『フラット35利用者調査』によると、土地付注文住宅の所要資金は
全国平均4,397万円で、平成25年以降8年連続で上昇しています。
また、住宅は購入後もなにかとお金がかかります。
大規模修繕やリフォームなどの予算も、あらかじめ考えておく必要がありますね。
『老後資金』
老後資金については、令和元年6月に金融庁が『老後資金が2000万円不足する。』と発表し、
大変話題になりました。
令和3年1月22日に厚生労働省が発表した『令和3年度の年金額改定について』によると、
夫婦2人分の老齢年金を含む標準的な年金額は220,496円です。
みなさんが老後にどのような生活を送りたいかによってその過不足額は異なりますので、その金額では足りないと思われる方はしっかりと準備する必要がありますね。
そうはいっても、あらためて『ライフプランニング』する時間がなかなかないという方も多いと思います。
そんな方には、日本FP協会のホームページにある『ライフプラン診断』がオススメです。
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ライフプランニングをすることで、ご自身の『お金』ついて見つめ直す良いキッカケとなると思います。
投資や資産運用は初めてという方も、国が個人の資産形成を応援する制度である『iDeco』 や『つみたてNISA』などの勉強をこの機会に始めてみてはいかがでしょうか?
執筆者プロフィール
福祉営業部 ヨネダケイジ
趣味は、サーフィンと断食。
人生100年時代を生き抜くため、健康に気を使い始めた50歳。