NEWS&
COLUMN
ニュース・コラム
福祉施設の活動紹介
【東海北陸】福祉施設の活動紹介 Vol.15
2026.11.01
Vol.15 一般社団法人 シュタイナー療育センター 様
今回は、長野県北安曇郡松川村にあります『一般社団法人 シュタイナー療育センター』様をご紹介いたします。

光り輝く緑の木々や静かな清流、遠く見渡せばアルプスの山々と澄みわたる青空を気持ちよく感じられるところにシュタイナー療育センターがあります。
『一人一人が、個性を花開かせて、人生を歩んでいく環境を作り、働きかけ見守る。』
という森尾代表の理念のもと運営されています。
その礎となっているのはドイツを中心に活躍したルドルフ・シュタイナーの人間観や治療教育理念です。
シュタイナー治療教育では、
『人間は身体と魂と精神からなる存在であり、たとえ障がいを持つこどもの場合でも、その魂と精神は病気にならない。』
という人間観が基本になっています。
これは、子どもの発達段階を重視し、知性だけでなく、身体・感情・意志のバランスの取れた育成を目指す教育法です。
子ども一人ひとりの内面やリズムに寄り添い、環境を整えることで、本来持っている健やかな成長の力を引き出すことを目的としています。

シュタイナー療育センターでは、こどもたちが通う光こども園(児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援)、働く場所としての森の工房(生活介護、就労継続支援B型)、暮らす場所としてのくるみの家(共同生活援助)を運営しており、それぞれのライフステージにあった活動をおこなっています。
光こども園では、あたたかく家庭的な環境の中で、子どもたちは生活のリズムを整え心身の安定を図ります。自然豊かなところを散歩したり、草花をさわったり、水遊びなどをして十分な身体作りをする戸外活動をはじめ、パン作り、おやつ作り、季節のお祭りの準備、手工芸などを取り入れています。家事や手先を使う活動、芸術的な体験を通じて、生きる力や感覚を育んでいます。

医師が定期的に来園して子どもの様子を観察・アドバイスするほか、理学療法士や作業療法士などの専門分野の方々が継続的に関わっています。
楽器で音をかなでたりトランポリンやバランスボールではねてみたり、リズム遊びなどを取り入れて単なる訓練ではなく、「子どもが遊びたい、取り組みたい」と思える活動の中に感覚統合などの要素を自然に溶け込ませているのが大きな特徴です。
シュタイナー療育センターが目指すのは、画一的な訓練ではなく、子どもが「自分らしく、安心して世界とつながる」ための土台作りです。自然豊かな環境と、医療・保育・療育の緊密なチームワークに支えられながら、子どもたちの豊かな育ちを長期的に支え続ける重要な役割を担っています。
障がい児通所支援施設多機能事業所(児童発達支援、放課後等デイサービス)
生活介護、就労継続支援B型
共同生活援助事業所
