NEWS&
COLUMN
ニュース・コラム
福祉施設の活動紹介
【東海北陸】福祉施設の活動紹介 Vol.8
2025.06.19
Vol.8 社会福祉法人 見晴学園 様
みなさん、こんにちは。
今回は静岡県三島市を拠点に活動する「社会福祉法人 見晴学園」さんをご紹介します。見晴学園さんは、障害のある方々の生活支援や就労支援を行う多機能な社会福祉法人です。
1957年に児童福祉施設として設立されて以降、時代の変化や利用者さんのニーズに応じて支援内容を拡充し、現在では、障害者支援施設(施設入所支援・生活介護)、グループホーム、ショートステイ、生活介護事業所(通所型)、就労継続支援B型事業所、相談支援事業所を運営しています。
そのなかでも特徴的な活動として、「絵画療法」をご紹介させていただきます。
【絵画療法とは?】
1995年から絵画療法を導入し、利用者さんの感性や表現力を引き出す取り組みを行っています。作品は年に3回以上の絵画展で発表され、地域の方々にも公開されています。
支援者が「正解」に導くのではなく、利用者さんそれぞれが自分の内面を自由に表現できるよう促します。そのため、作品には個性的で独創的なものが多くみられます。
利用者さんの絵は、知的障害者の方を対象とした「愛護ギャラリー展」だけでなく、一般の方から広く応募される「三島市美術展」で受賞したこともあるそうです。
静岡県には、静岡県知的障害者福祉協会(当時名:静岡県精神薄弱者愛護協会)が発足した「愛護ギャリラー展」があり、2023年に30周年を迎えました。見晴学園の利用者さんも受賞されています。
見晴学園さんは障害のある方々が自分らしく生活できるよう、多様な支援を提供しています。地域とのつながりを大切にしながら、利用者主体の支援を行っている点が特徴です。施設見学も歓迎されていますので、ご興味のある方は、ぜひ公式ホームページをご確認ください。