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気候変動の影響
2024.12.11
暮らしと防災
みなさん、こんにちは。
ジェイアイシーセントラル法人営業部の堰免です。
2024年も終わろうとしています。
今年の夏はとても暑くて、9月になっても10月になっても秋の気配もさほどないまま、いきなり冬に突入している感じがして、年々秋が短くなってきているな~と実感しています。
気候変動の専門的なことはわからないのですが、地球全体でのCO2の濃度が上がっていることと、地球全体の平均気温が上がっていることは事実なので、このままこの状況は続くのかなと思っています。
わたしたち保険代理店の立場では、火災保険の更新のたびに保険料率改定の影響で保険料が上がってしまっている現状が多くあり、ご案内するたびに保険料が上がってしまうことにとても心苦しく感じることがあります。
火災保険料率が改定されている背景は、大きくわけて3つあります。
一つ目は、一定規模の被害を及ぼす自然災害が毎年発生していること。
加えて、住宅の老朽化により火災保険の請求が増えている(※)こと。
最後に、物価高の影響等で修理費や建築費が上がってきており、保険金支払いが総じて増加傾向にあるからです。
※損害保険では老朽化による事故は補償されませんが、一般的に以下のような見解がございます。
出典:損害保険料率算出機構
https://www.giroj.or.jp/ratemaking/fire/202306_announcement.html
築年数が古い住宅の割合が増加することで、壊れやすい・事故が起こりやすい住宅が相対的に増えています。
この老朽化の進展によって、台風・大雪などによる損壊リスク、電気や給排水設備の老朽化による火災リスク・水濡れリスクが高まる傾向にあります。
保険の対応を通じてお客様から感謝のお声をいただけるときは、とてもやりがいを感じます。
お客さまにとってあまり起こることのない保険事故が起こった場合に、事故内容をお聞きして、保険会社へ報告して、保険金支払いがスムーズにできるようお客様と保険会社と連携するのがわたしたちの役割ですので、できる限りスピーディな事故対応を心掛けております。
また、被害が大きな事故や複雑な事故については、保険会社が依頼する鑑定人の現場での調査に立ち合いをすることもございます。
先日もある法人様から事故報告があり、現場調査をし、保険会社の担当者と連携してスピーディに保険金をお支払いすることができ、とても喜んでいただいたことがございました。
事故対応をお手伝いすることで事故時のノウハウが蓄積していき、事故がないお客様にも事故防止やはじめての事故時でも適格なアドバイスができるようになります。
お客様にご安心いただくために、より丁寧な事故対応をこれからも心掛けてまいります。
火災保険料は年々上がってきている状況です。
みなさまがご契約されている火災保険もぜひ一度お見直しください。
最近は、企業として地震の補償をご検討されるケースも増えてきています。
当社は法人のお客様とも多くのお取引があり、自然災害を含めて、万が一の際の「事業継続」にお役にたてるような情報提供をさせていただいております。
ご興味がありましたら、ぜひ当社の社員にお声がけいただければ幸いです。
以上、最後までご一読いただきありがとうございました。
執筆者プロフィール
堰免 誠(せきめん まこと)
愛知県内(主に名古屋市近郊)の企業様向け法人保険を担当しています。
最近では、証券外務員の資格も取得して新NISAや企業型DCのご案内もできるようになりました。