こんにちは！
ジェイアイシーセントラル福島スクールセンターの高橋です。

今年の夏は、100年ぶりのパリオリンピック開催となり、なかでも見どころであったのはセーヌ川舞台に行なわれた開会式ですね。
フランスらしいアイデアにあふれた革新的な演出でありました。
日本は自国開催以外では過去最高の、金20個、銀12個、銅13個の計45個という成績を収め、4年に一度のスポーツの祭典は幕を下ろしました。
テレビ観戦のため、寝不足で体内リズムが乱れた方も多いのではないでしょうか。

さて今回は『年金』についてお話しいたします。

毎年一度、誕生月になるとみなさんのお手元に『ねんきん定期便』がハガキで送られてくることをご存知ですか？
私は今まで『よくわからないから見てない派』でしたが、今年は『節目の年齢』である35歳・45歳・59歳にあたり、ハガキではなく『封書』が送らてきておりました。
確認してみると、『老後に年金がどれくらいもらえるのか？』『老後資金はどうすればいいのか？』など、年金についての大切な情報が満載でした。
ねんきん定期便を毎年チェックておけば、自分の年金の状況を把握できるというわけです。

ところで、『年金は何歳からもらうとお得なのか？』難しいですね。
私も悩み、年金事務所に出向いて確認してきました。
しかし寿命は誰にもわからないし、年金をもらうベスト年齢は人それぞれで異なるとのことで、結局何歳からもらうのがお得なのか正解はありませんでした。

年金事務所の方の説明の中で印象に残った、繰り上げ、繰り下げ受給時の金額、損益分岐点について紹介します。

年金基準金額180万円で仮定した場合

＜繰り上げ、繰り下げ受給時の受取金額＞

日本年金機構『令和5年度の年金額の例』　厚生年金受給者65歳時年金月額158,232円を基準とした場合。

＜損益分岐点＞

※年金額が増えると税金・社会保険料負担が増えます。

詳細については日本年金機構が運営する『ねんきんネット』で、何歳から受取開始するか、それぞれ入力すると個人のシミュレーション金額を出すことができます。
自分でシミュレーションすることで何歳で受給するのがベストかわかると思います。
是非試してみてください。

参考：日本年金機構『ねんきんネット』　https://www.nenkin.go.jp/n_net/

最近SNSでは『悠々自適の老後は存在しない』などネガティブな反応が目立っております。
低年金のため、生活のために仕方なく働く高齢者も少なくありません。
年金だけでは足りない老後の資金を補うために、貯蓄や運用はもちろん大切です。
同時に将来の年金受給額をより多くすることも考えみてはいかがでしょう？。
老後の安心度が格段にアップします。

執筆者プロフィール

福島スクールセンター　高橋　和幸
今年の夏も高校野球聖光学院の追っかけしてました。
いつか甲子園球場での観戦を夢見ております。