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働き続けたい職場とは?
2023.11.08
経営全般
こんにちは、法人営業部の山本です。
家族で『転職の魔王様』という、今どきの『転職』がテーマのドラマを観ておりました。
私が若かった頃とは働き方がずいぶん変わってきたなと感じます。
以前は正社員で働くことが当たり前であり、生涯同じ会社で働く終身雇用が当たり前だったと思います。
転職は恥ずかしいことですらあった時代ですが、今や転職エージェントなる職業があること自体、時代の変化を感じる今日この頃です。
そういえば息子が前職をやめた理由が、『給料が安いだけでなく、職場の人の言葉や態度がひどかったから…』ということを思い出しました。
若い人が辞めていく職場には『性格が悪い人がいて、ストレスがある』『威圧的な人がいて、やりにくい』という状況になっていることが多いそうです。
ご自身の会社が、『人としての意識レベルが低い職場になっていないか?』と改めて考えてみることが必要かもしれませんね。
そこで、過去に受講したセミナーで学んだ内容を参考に、『働き続けたい職場づくり』について『コーチング』の観点から私なりにポイントをまとめてみました。
少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
①コミュニケーションの重要性
テクノロジーの進化によって、メールやチャットツールが主流となりましたが、それらだけでは十分なコミュニケーションはできません。
直接対話や集合会議など、人とのコミュニケーションを大切にする職場環境が求められます。
また、コミュニケーションの手段だけでなく、コミュニケーションスキルの向上も重要です。
日常のあいさつから自身の意見や考えを明確に伝えるための適切な言動といったコミュニケーションスキルを磨く必要があります。
②ワークライフバランスの実現
携帯電話やインターネットなどのデジタルツールの進化によって仕事が24時間365日続くような状況が生まれましたが、それによってストレスや疲労が増えることもあります。
働きやすい職場では適切な休暇制度や労働時間の管理が行われ、従業員のワークライフバランスが尊重される必要があります。
また、柔軟な働き方やリモートワークの導入など、従業員が自身の生活スタイルに合わせて働ける環境が整えられることも重要です。
③スキルの継続的な学習
新しいテクノロジーやデジタルツールに対応することは容易ではありません。
しかし、時代の変化に対応するためには、スキルの継続的な学習が必要です。
働きやすい職場では、従業員のスキルアップを支援する研修制度や教育プログラムが整備されていることが望まれます。
また、ベテラン社員が持つ経験や知識を活かし、他の従業員に対してメンタリングや指導を行う機会も設けられると良いでしょう。
④チームワークの重視
個人の能力やスキルで結果を出すことは重視ではありますが、それだけでは持続的な成果を生み出すことはできません。
働きやすい職場では、チームワークを重視し、メンバー間の協力やコミュニケーションを促進する環境が整えられていることが求められます。
また、異なる世代やバックグラウンドを持つ従業員が協力し合い、お互いの強みを活かすことで、より良い結果を生み出すことができます。
⑤リーダーシップの重要性
現代の職場ではすべての人がリーダーになりえます。
今の時代あったリーダーシップのスタイルや役割へ変化させていき、従業員同士でも注意し合い良い方へ導きサポートするリーダーシップが求められます。
働きやすい職場では、リーダーが従業員の声に耳を傾け、適切なフィードバックや指導を行うことが重要です。
また、リーダー自身も自己成長を続け、変化に対応するためのスキルや知識を持つことが求められます。
私たちにとって、時代の変化に対応することは容易ではありませんが、『生き残る種とは、最も強いものでも最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。』というダーウィンの言葉(※諸説あります。)の通り、柔軟に受容して進化していきたいものです。
執筆者プロフィール
法人営業部 山本 明彦
28歳の長女に娘が生まれ、初孫にメロメロな56歳。
転職した30歳の息子は、現在個人事業主としてパーソナルトレーナーをするかたわら、クワガタやカブトムシの昆虫の飼育販売をして日々を楽しんでおります。