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『ダイバーシティ』で働き方改革!

2023.08.09

人生100年時代

こんにちは、ジェイアイシーセントラルの尾碕です。
今年の夏もとても暑いですね。皆様も熱中症にはお気を付けください。

さて、コロナ禍の影響もありテレワークがかなり普及しましたね。
最近ではテレワークを終了し、基本はリアル出勤となる企業も増えているようですが、テレワークの良さに気づいた方も多いのではないでしょうか。
満員電車のストレスや時間の節約という面で、通勤がないメリットがニュースでもよく取り上げられていました。
コロナ禍におけるテレワークは政府の方針もあり、『やむなく』始めた企業もあるのでしょうが、業種や職種によっては企業側にもメリットが大きかったようですね。
この時期に環境を整えた企業も多かったようですので、今後も新しい働き方として活用されると期待されます。

コロナ禍のテレワークのようにやむにやまれず始まった新しい働き方ですが、このことで企業も労働者も働き方の多様性を意識し始めたように感じます。
『テレワーク』『時差出勤』『フレックスタイム制』『短時間勤務』『副業・兼業』『ジョブ型雇用』など以前からもその考え方はありましたが、さらに働き方の選択肢が広がってきているのは間違いありません。

また、政府が掲げる『働き方改革』も後押しして、『ダイバーシティ』にも注目が集まっています。

『ダイバーシティ』とは

『ダイバーシティ』とは『多様性』を意味する言葉で、

『組織や社会において、性別・民族・文化・価値観・ライフスタイルなどの違いを積極的に肯定・尊重し、人材として受け入れること』

とされています。(引用:新語時事用語辞典)

働き方の選択肢が増えたことで、様々な事情で働き方に制限のある方たちが活躍できる社会になるといいですね。

ここからは前述した多様な働き方の取組例をご紹介します。

1.テレワーク

ICTを活用して会社以外で勤務する就業形態です。
働く人は通勤の負担が軽減され、仕事とプライベートを両立しやすくなります。
企業側も通勤コスト、オフィスのコストが削減できます。地方や海外在住など遠隔地の人材を採用できるというメリットもあります。

2.時差出勤

始業・終業の時間を繰り上げる、または繰り下げる制度です。
企業が実働時間を決め、社員はその範囲内で出退勤時間を選びます。
鉄道やバスなどの通勤ラッシュを避けることで、ストレスの緩和や感染症リスクの低減につながります。

3.フレックスタイム制

『コアタイム(勤務を必須とする時間帯)』と自由に出勤・退勤ができる『フレキシブルタイム』を任意で定め、あらかじめ設定した総労働時間のもと働く制度です。

4.短時間勤務

フルタイムの労働時間よりも短い勤務時間の正社員制度です。
育児・介護をしながら働く人を対象とした『短時間勤務制度』『短時間勤務措置』だけでなく、決まった日時に働きたい人、定年後も働き続けたい人、キャリアアップを目指している人など多様な人材に活躍してもらうための仕組みです。
雇用の安定を確保しつつ個々の事情にあった多様な働き方を実現できます。

5.副業・兼業

副業(複業)・兼業を容認すると、働く人の所得増、人脈形成、活躍の場の拡大につながります。
また、他分野の副業で培ったスキル・ノウハウを本業に活かすことによる相乗効果(シナジー効果)や、新たな仕事に挑戦したいと転職を考える人材の流出防止効果も期待できます。

6.ジョブ型雇用

仕事に対して人材を割り当てる雇用システムです。
年齢や学歴ではなく人材が持つスキルや専門性をもとに、仕事内容や報酬などを明確に定義した上で雇用契約を結びます。
成果と報酬が可視化されるため、働く人のモチベーションを高めやすいと言われます。
日本でも外資系企業はほとんどがジョブ型雇用です。

ご紹介した取組みがすべての企業に導入されているわけではありませんが、今後ますます働き方が多様化し、お互いの多様性を尊重して働きやすくなることを期待しています。

異常気象ともいえる暑い夏に通勤せずに働けるようになる日がくると個人的にはうれしいですが・・・その多様性は認められるのでしょうか?

 

執筆者プロフィール

尾碕 恵
暑いのとじめじめしているのが苦手。
梅雨から夏にかけてはもっぱら屋内活動中心。
最近はまっているのは海外ドラマを見ること。

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