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知っておきたい!思いやりのある介護の基本
2023.02.08
人生100年時代
こんにちは。
ジェイアイシーセントラルの河村です。
私の祖母は今年96歳になります。
コロナに罹患してしまってから、痴呆も進み、歩く事も出来なくなってしまいました。
寝返りをさせてあげたくても素人の私ではなかなか上手く行きません。
看護師さんや介護職の方の接し方を拝見していると、楽に寝返りを打たせてくれるので、さすがプロの技術だなと感心させられます。
動作一つとっても、スムーズな介護が理想ですね。
祖父母の介護、親の介護、時には配偶者の介護。
今後、誰にでも起こりうる問題です。
介護される側、する側の負担が少しでも軽減出来ればいいなとの願いを込めて、介護について調べてみたいと思いました。
介護現場で必要な介護技術の基本
1. 安全を優先した介助をする
介助を行う上で最も大切なのは安全です。
スピードや効率を優先した介助はとても危険です。
もし介助を行う際に、いくつかの方法があった場合、最も安全な介助を選択し、実践してください。
2. 介助されていてもご自分で動いたと思えるように介助する
ご本人が一番動きやすい動作を考え介助されていてもご自分で動いたと思えるように介助します。
高齢者の自然な体の動きを無視した介助は、ご利用者を主とした介助にはなりません。
3. 苦痛や恐怖心を抱かせない
痛い思いや怖い思いはご本人の意欲や動作の妨げになります。
安心していただける介助を実践してください。
4. 介助する際は、必ず声掛けし、説明・同意を得る
同意を得ないまま介助をすると、恐怖心を抱かせてしまったり、不快な思いをさせてしまいます。
信頼を損なってしまう事にもなってしまいますので、必ず声掛けをし、同意を得てから介助を行いましょう。
5. お身体に触れるときは優しく
高齢者は皮膚が弱く、骨がもろい為、力加減を間違えると表皮剥離やあざになったり、
場合によっては骨折してしまう事もあります。
そのため、触れるときは優しく、支えるときは広い面で下から支えます。
ポイント① なるべく触れる面を大きくする。
・手のひら全体
・手のひらから腕の内側にかけて
ポイント② 下から支える。
・なるべく身体に近い部分を支える
・両手・両腕でかかえるように
6. 身体状況や体調に合わせた介助をする
日々変化するお気持ちや身体の状態を確認し身体能力体調に合わせた介助を考えます。
できることはし続けたいという想いに沿って、出来ない事だけを介助することも大切です。
引用:介護アンテナ https://www.kaigo-antenna.jp/kaigo-maruwakari/kaigo-technique/tec_001/detail-16/
この様に調べてみると、何となくイメージが沸いて、
分かっているような気にはなりますが、いざやろうとするとなかなか上手く行きません。
ちょっとした思いやりある接し方や触れ方で心地よい介助となりますね。
今まで普通の日常を送っていた方が急に人の手助けが必要になってしまうのは、
私が想像すらできないストレスだと思います。
ストレスが少しでも軽減される介護を目指せたらいいなと思いました。
祖母のケアマネージャーさんから聞いたお話では、経済的な負担も想像以上にかかるそうです。
自宅で介護をするか、施設にお世話になるか、各ご家庭様々ですが、
近年では施設にお世話になる為に自宅を売却して資金を準備するご家族が増えているそうです。
ただ、すべての方が持ち家という訳でもありませんよね。
医療の発達の陰では介護期間が長期化するという問題があります。
もちろん家族として長生きを望みますが、今の生活もあり、急な介護の経済的負担も増えてしまうと、
戸惑ったり、精神的にも苦痛になってしまうかもしれません。
介護の経済的負担に対する備えについて『保険』でご準備する事も出来ます。
ご健康なうちに、将来のご自分の介護資金を計画的に準備しておくのもいい方法かもしれませんね。
ご興味のある方は是非当社にご相談下さい。
執筆者プロフィール
生命保険推進課 河村
趣味は旅行先で美味しいものを食べる事です。
先日神戸に明石焼きを食べに行って来ました。
とっても美味しかったです。