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「損害賠償」って何?
2022.11.09
経営全般
みなさま、こんにちは。
ジェイアイシーセントラルの藤井と申します。
法人営業部のメンバーとなって6年半が過ぎました。
仕事柄、毎日のように車を運転しておりますが、最近いくつかの交通事故現場に遭遇し、あと少しタイミングが違えば自分が事故の当事者になっていたかも知れないという事もありました。
また、事故にはなっていないものの大変危険な運転も街でよく見かけます。
いくつかご紹介すると、
・右折レーンからウインカーを出さず逆に左折していく車
・幅員の狭い路地の脇道から、一時停止をせずに右折してきた車
などです。
おそらくは携帯電話のながら運転だったと思います。ヒヤッとしただけで事故に至らず良かったです。
さて、日頃から運転をされるみなさま、自動車任意保険(以下自動車保険)はご用意いただいていますか?
私は当然のことながらしっかりと準備しておりますが、運転者なら誰でも加入しているというわけではないようです。
ここで実際の自動車保険の加入率をみてみましょう。
自動車保険の加入率
対人・対物補償の加入率は全国平均で75.1%だそうです。(損害保険料率算出機構調べ)
大阪、愛知、神奈川、京都などは80%以上ですが、沖縄や島根では50%台にとどまります。
自動車保険は任意加入のため100%ではないにしても、身近なエリアでは2割程度の人が未加入という実態に驚きました。
参考:2021年度_自動車保険の概況 (giroj.or.jp) p122
自動車保険に未加入の方は、自賠責保険しか無いので、対物補償が全く無い状態で運転をしているという事になります。
実は近年、対物事故の損害賠償額がどんどん高額になってきています。
自動車対物事故
一例ですが、高速道路でタンクローリーが横転事故をして火災が発生し修理費用と高速道路料金の通行止めによる営業損失を含め約32億円の支払い命令がありました。
また、パチンコ店、ショッピングセンターや大きな工場の近くで事故をしてしまい、停電を引き起こすケースになると、高額な休業補償を損害賠償として請求される可能性があります。
自動車保険では、事故を起こして元通りにするための修理費用等を、対人事故の場合は治療費や休業補償の他に慰謝料などをお支払いします。
損害賠償とは
つまり『損害賠償』とは、他人に損害を与えた者が被害者に対しその損害を補填し、損害がなかったのと同じ状態にすることです。
さて、損害賠償に関して自動車事故を例にご説明させて頂きましたが、もっと身近なところにも損害賠償の危険性は潜んでいます。
例えば、
・電車に乗る際に、物をホームに落として電車を遅らせてしまう
・子供同士のケンカで、相手にけがを負わせてしまう
・自転車で歩行者と接触してしまう
・散歩中にペットが他人を噛んでけがを負わせてしまう
高額な損害賠償の恐れは、日常生活だけではなくみなさまのお仕事中にも潜んでいます。
・取引先からのメールだと思ってファイルを開いたら、ウイルスに感染してしまい機密情報を抜き取られたり、個人情報が漏洩してしまう
・会社に来客があった際、お茶をこぼして火傷をさせてしま
・商品を搬入中に通行人に当たってけがを負わせてしまう
当社ではお仕事の種別や売上によって、オーダーメイドに対応できる賠償保険等を取り扱っております。ご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽に担当者までお問い合わせ下さいませ。
執筆者プロフィール
法人営業部 藤井清志
7月から週一でジョギングと筋トレを再開しました。
来年またハーフマラソンにチャレンジしようと思います。