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農福連携

2022.01.26

福祉・学校全般

みなさま、こんにちは!
ジェイアイシーセントラル福祉営業部の永田と申します。

今年は寅年。寅は「決断力」や「才知」「才覚」の象徴で、「始まり」の意味もあるそうです。そのようなことから、何か新しいことに取り組むと良いと言われています。

みなさまは、2022年はどんな年にしたいですか?

年女である私が今年の目標を考えた結果、2022年こそは理想の体型を目指し、食事管理や運動を行うと決めました。

さて、そんな私は最近、小松菜とバナナのスムージーにハマっております。
なぜかというと、お正月に食べ過ぎたからです。(早速目標から遠ざかっておりますね。)
共感してくださる方、いらっしゃいますでしょうか?
正月太りを解消するべく計画を立てていたところ、運良く農業を営んでいる福祉関係のお客様からたくさんの小松菜をいただきました。
まるで神様から「減量しなさい!」と言われている気分になりました。

そんな、みずみずしくて美味しい小松菜を出荷しているのは、三重県のとある就労継続支援B型事業所(※)です。障がいのある方が丹精込めて育てた小松菜は、シャキシャキで美味しくてすぐに食べきってしまいました。
※一般の企業・事業所に雇用されることが困難な障がい者に対し、就労に必要な知識と能力の向上を図る訓練などを行う事業所です。

近年このように「福祉」と「農業」を組み合わせる『農福連携』の取り組みをよく見かけるようになりました。

『農福連携』とは

障がい者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みのことをいいます。
農業分野で障がい者を活躍させることで、障がい者の生きがいや自身を創出し、障がい者は社会に参加することができ、担い手不足である農業分野では新たな働き手の確保にもつながります。

農林水産省ホームページ『農福連携の推進』
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kourei.html (2021年12月12日)

では、『農福連携』が注目され始めたきっかけは何でしょうか?

言うまでもなく、社会の変化に合わせて整備され続けている国の法令や方針が大きな影響を与えているでしょう。
特に2016年に閣議決定された『ニッポン一億総活躍プラン』に環境整備の一環として『農福連携』が盛り込まれてから全国的に広がりをみせました。

 

『ニッポン一億総活躍プラン』とは

女性も男性もお年寄りも若者も、一度失敗した経験をした方も、障がいや難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる、いわば全員参加型の社会である「一億総活躍社会」を目指すというものです。

首相官邸ホームページ『ニッポン一億総活躍プラン』
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/pdf/gaiyou1.pdf (2021年12月12日)

また、2019年に打ち出された「農福連携等推進ビジョン」では、『農福連携』を推進するための3つの課題と具体的な取り組みについて挙げられました。

首相官邸ホームページ「農福連携推進ビジョン」https://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/dai25/siryou4-2.pdf (2021年12月12日)

このように農業と福祉サービスの双方が抱える課題を解決しようとするニーズがあるため、『農福連携』が普及してきたと思われます。

障がいのある方にとって、生きがいを見つけることができる場所になる農業。
農業を営む方にとっても、新たな担い手を確保することができまさにWin-Winの取り組みですね。

弊社は知的障がいのある方の補償制度の代理店として、約35年前に創業いたしました。
福祉関連のお客様とお付き合いしていく中で、保険の代理店として様々な事故と向き合ってきました。多くの事故を対応してきたからこそ得た知識・情報等で、みなさまの何かお力になれることがあるかもしれません。
お困りごと・心配事等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

執筆者プロフィール

福祉営業部  永田 帆香
最近は毎週スノーボードに行っております。
おすすめのゲレンデを教えてください。

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