みなさま、こんにちは。

去る2021年7月8日～7月13日、石川県庁19階展望ロビーにて、
記念すべき第1回目の『アール・ブリュット展石川~知的障がいのある方の作品展~』が開催され、観覧してまいりました。今回応募があったのは、延べ人数536名による237作品です。

金沢の街を一望できる、360度ガラス張りの展望ロビーに飾られた作品は、どれも作者のみなさまの作品への熱意がまっすぐに伝わってまいりました 。
「これが私の作品だよ、見て」とご友人にお話されている様子を拝見し、時間をかけて作成した作品が展示されていることを、笑顔で誇らしげにされている姿がとても輝いていました。

新型コロナウイルスの影響で外出が制限されている昨今、この度のアール・ブリュット展がみなさまとの久しい交流の場となっているようで、賑やかで明るい雰囲気に包まれていました。

特に印象に残った作品は、七尾特別支援学校珠洲分校の生徒様の色鮮やかな虫たちの絵です。
能登半島の先端にある自然豊かな珠洲分校に通われる生徒様たちが描いた、色鮮やかで大迫力の虫たちに思わず足を止めて惹き込まれました。

石川県知的障害児者生活サポート協会の荒田正信理事長は、「このような素敵な場所に作品を展示でき、アール・ブリュット展にご来場くださったみなさんの笑顔を見ることができたことが、今回開催した一番の意義。展示された作品は普段との印象も違うので、作者のみなさんも誇らしいのでは」とお話しくださいました。

来年の第2回アール・ブリュット展石川の開催にぜひご期待ください！