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お口の健康も100歳まで

2026.05.13

人生100年時代

みなさんは、『オーラルフレイル』をご存じでしょうか?

『オーラルフレイル』とは

口の機能が健常な状態と口の機能低下との間にある状態をさし、具体的には『噛む』『飲み込む』『話す』と言った口の機能が加齢により少しずつ低下する『虚弱(フレイル)』のことを言います。
『オーラルフレイル』であると、将来のフレイル、要介護認定、死亡のリスクが高いことがわかっています。
主に高齢期に生じる口の衰えではありますが、早期に気づいて対策すれば改善が期待できるため、早期発見・早期対策がとても重要です。

オーラルフレイルのサインとしては、以下のような症状があります。

・滑舌が悪くなった
・食べこぼしが増えた
・むせやすくなった
・口が乾きやすくなった
・噛みにくいものが増えた

ちなみに、フレイルは40歳代から始まり、40歳から64歳の壮年期でも3割弱の人にフレイルのリスクがあるとも言われています。

『オーラルフレイル』のチェックリスト

 『オーラルフレイル』は、ご自身で簡単にチェックできます。
以下の5項目のうち、2項目以上に該当する場合はには、『オーラルフレイル』に該当します。※②~⑤は、『はい』で該当。

① 自身の歯は何本ありますか?(インプラントは数えない) 0~19本で該当
② 半年前と比べて固いものが食べにくくなりましたか?
③ お茶や汁物等でむせることがありますか?
④ 口の渇きが気になりますか?
⑤ 普段の会話で、言葉をはっきりと発音できないことがありますか?

早期に発見・対策することで、機能低下を緩やかにし、改善する可能性もあります。
2項目以上該当した方は、かかりつけの歯科医などに相談してみましょう。

若いうちから予防しましょう

 ここまでの話で自分の年齢では関係ないと思った方もいるのではないでしょうか?
しかし、『口の健康』という観点から見れば、若いうちから対策することが重要です。
歯の本数は、成人の永久歯は親知らずを除くと28本、含めると32本が正常です。
日本歯科医師会では『8020運動』として、80歳になっても20本以上自分の歯を残しましょうという取り組みを1989年からスタートしています。
歯の喪失原因の7割以上を占める虫歯と歯周病への対策をすることで、良い成果も出ているそうです。
『1日3回食後3分以内』の歯磨きと糖分の多い食品を控え、バランスの良い食事を心がけることで、若いうちから虫歯や歯周病の予防ができます。

最後に

口の機能障害、心身の機能低下をもたらしかねない『オーラルフレイル』。
今回色々と調べる中で、口の健康が心身の健康と密接に関わっていることがわかりました。
毎年の健康診断は受けているが、定期的な歯科検診は受けていない人も多いのではないでしょうか?
治療のための通院ではなく、予防のための定期健診をぜひご検討ください。

 

執筆者プロフィール

尾碕 恵
昨年歯医者の予約をキャンセルしてから、定期健診を受けていない。
今年から再開を検討中。

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