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PTA活動の近況とメリット・デメリットについて

2025.10.22

福祉・学校全般

みなさん、こんにちは。
スクールマネジメントセンターの平岩です。
本日は、スクールに関係する話題で『PTA活動』についてお話しします。

昨今、小中学校でのPTA活動について全国的に話題となっています。
メリット・デメリットを含め、PTAの今後を考えていきます。

PTAとは『Parent Teacher Association』の略で、学校に通う子どもの保護者『Parent』と教職員『Teacher』からなる団体『Association』の各語の頭文字を取ったものです
PTAの歴史は、昭和20年代に用いられた名称として『父母と先生の会』がありますが、これは当時の文部省(現在の文部科学省)が発した通達に基づく名称です。
その他にも、『親と教師の会』『保護者と教職員の会』、あるいは『育友会』など、学校ごとに様々な名称が付されることもあります。
各学校のPTAの名称は、各学校のPTAごとの規約により定められています。
最近では、これまでの教職員・保護者による組織から発展させる意味で、PTAにC『地域社会(Community)』を加えたPTCAと称するところもあるようです。

PTAは子どもの教育環境をサポートするための重要な組織の一つですが、メリットとデメリットにはどんなものがあるでしょうか?

メリットとしては、以下の3点が挙げられます。

メリット① 学校との関係構築
PTA活動に参加することで、学校の運営等についての理解が深まり、先生方や他の保護者の方との信頼関係を築くことができます。
その結果、子どものことについて相談がしやすくなります。

メリット② 子どもの成長を見守る
学校での子どもの様子を直接見守ることができ、行事などの準備を積極的に手伝うことで、子ども達の成長をより身近に感じることができます。

メリット③ 地域への貢献
PTAは町内会や市町村等の地域との連携を強化し、地域社会に貢献するような活動を行うことができます。

デメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

デメリット① 時間的な負担・人間関係のストレス
PTA活動に参加することで、仕事や家庭の時間とは別に時間を作る必要があり、特に役員をする場合は定例会や行事の準備に時間を割く必要があります。
また保護者同士での人間関係が複雑になることもあり、他のメンバーとの調整が必要となることがあります。

デメリット② 役割の不均衡
役員などの一部の保護者に負担が集中してしまい、役割分担がうまくいかないことがあります。

このように、PTA活動にはこれらのメリットとデメリットもありますが、参加することで得られる経験や子どもたちの成長を感じることが出来るという点では良い組織であると思います。
私も過去に母校のPTA役員を務めさせていただきましたが、メリットを多く感じることができました。
学校との連携や家庭での子どもとの話題作りに、大変有意義な時間となりました。

現在は共働きの保護者が多い環境下において、PTA活動を見直す学校も多くあります。
一部の方に偏るのではなく、一年に一度でもスケジュールを合わせてPTA活動に参加することで、その見え方もきっと変わってくるでしょう。

いま一度、PTAについて少し考えてみてはいかがでしょうか。

 

執筆者プロフィール

スクールマネジメントセンター 平岩直樹 ※法人営業部も兼務
中学生の3男が、いよいよ高校受験です。
大好きな野球、どこで活躍してくれるかが楽しみです!

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