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円安の今、外貨商品って得なの?損なの?
2023.01.11
FPに聞いてみた
みなさま、こんにちは。
突然ですがマグドナルドのハンバーガーでは何がお好きですか?
私はてりやきマックバーガーが好きなのですが、迷ったら定番のビッグマックを注文する人も多いのではないでしょうか?
ところで「ビッグマック指数」という言葉を聞いたことはありますか?
ビックマック指数
「ビッグマック指数」とは、イギリスの経済誌「エコノミスト」が、年2回発表している経済指標です。
ビッグマックは世界中でほぼ均質のものが販売されていますが、原材料費や光熱費、労働賃金など、様々な要因を元に単価が決定されています。そのため総合的な通貨の購買力の比較として使われています。
参考:The Big Mac index | The Economist(2022年10月23日)
グラフで比較してみると、日本はアメリカより約4割低く、現在の日本が円安というだけではなく、通貨自体の購買力が過小評価されているのがわかります。
芸能人が、「海外の物価が高い!」「ハンバーガーセットが2,000円!」などとSNSに投稿しているのを見かけると、コロナ禍というだけではなく、金銭的にも気軽に海外旅行に行ける時代ではなくなってしまったのか?と感じてしまいますね。
では、日本円の価値ってそんなに下がってしまったのでしょうか。インフレ傾向だし、将来の必要資金を積み立てても今より価値が下がってしまうの?と不安になった方、それは正解かもしれないし、不正解かもしれません。
物の値段や貨幣価値は政策や為替レート、その他の要因により複合的に変化していくので、その不安が正解かどうかはその時になってみないとわからないのです。
そのため将来の必要資金の確保に必要なことの一つは、様々なリスクに備えるということです。
投資の世界では、「卵を一つのかごに盛るな」という格言があります。
卵を一つのかごに盛ると、かごを落とした場合全ての卵が割れてしまうかもしれないので、いくつかのかごに卵を盛りましょう。そうすれば一つのかごを落としても他の卵は無事ですよ、というリスク分散の考え方です。
日本円だけではなく、他の通貨を資産として持つこともリスク分散の一つです。
外貨というと難しそう…円安だし損してしまうかも…と二の足を踏むかもしれません。
そこで主な外貨建金融商品についてどのような特徴があるのか、メリット、デメリットについてまとめてみました。
外貨建金融商品
外貨建て商品の共通する主な特徴
①リスク分散ができる
②為替の影響を受ける
③リスクもあるがリターンも見込める
私事ですが、最近ドル建ての終身保険を契約しました。目的は老後資金の準備と、万一の死亡保障です。年2.5%の最低保証があるので、運用益にも期待しています。
もしこのまま円安が進行したとしても、(相対的に)弱い円でなくドルを保有していることが安心材料になると個人的には考えています。
お子様の教育資金やご結婚資金等使途が決まっている資金については、リスクもあることを踏まえて慎重にご検討されることをおすすめいたします。
ジェイアイシーセントラルでは外貨建保険を始め、みなさまの大切な資産運用のご相談を承っております。
お気軽にご相談いただけると幸いです。
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執筆者プロフィール
川崎 陽子
来年大学生の娘が新型コロナで延期になっていたヨーロッパへ短期留学に行く予定です。
円安の進行と共に予算内で行ける期間がどんどん短くなっていて、今更ながら外貨で準備しておけば良かったと打ちひしがれています。