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ペットが他人に噛みついてしまったら⁉
2022.12.21
福祉・学校全般
皆さま、こんにちは。
ジェイアイシーセントラルの西垣です。
コロナ禍におうち時間の増加や自粛生活のストレスが影響して、ペットを飼う人が増えたというニュースを以前耳にしました。
皆さまの中にも、ペットと暮らしている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私は犬と猫と一緒に暮らしています。
ペットを飼っていると、散歩中に万が一ペットが他人を噛んでケガをさせてしまったら…という心配もありますね。
どのくらい事故があるの?
環境省によると、令和2年度には犬が人を噛んでしまった事故は4,602件起こったそうです。
過去10年の事故件数は毎年4,000件を超えています。
また令和2年度における事故の発生場所は、公共の場所が2,811件、犬小屋の周辺が1,271件、その他が520件です。
そして、事件発生時の犬の状況から見ると、リードでつないで散歩中が1,723件、放し飼いにしていたときが837件、犬小屋等につながれていたときが720件です。
環境省「犬による咬傷事故状況(全国計:昭和49年度〜令和2年度)」https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/gyosei-jimu_r03.html (2022年10月19日)
放し飼い中が危険なのはもちろん、飼い主が注意を払って犬をリードでつないでいても散歩中に公共の場所で他人を噛んでしまう事故が起こることが多いとわかりますね。
飼い主の責任とは?
民法718条の1項では飼い主の責任が次のように規定されています。
「動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。ただし、動物の種類及び性質に従い相当の注意をもってその管理をしたときは、この限りでない。」
つまり、ペットが他人に損害を与えた場合は、飼い主がその法律上の賠償責任を負うことになります。
事故が起こらないのが一番ですが、万が一ペットが他人に噛みつく等の事故が起きてしまったときに備えることができるのが個人賠償責任保険です。
一般社団法人日本損害保険協会は個人賠償責任保険を次のように説明しています。
「個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険です。」
一般社団法人日本損害保険協会「個人賠償責任保険」https://www.sonpo.or.jp/wakaru/seminar/kaisetsu/009.html (2022年10月19日)
個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険、傷害保険などに特約としてセットされていることが多くなっています。
皆さまのご家族であるペットと安心して生活していくために、ご契約されている保険の補償内容を一度確認してみてはいかがでしょうか。
保険に関するご相談がございましたら、当社までお問い合わせください。
執筆者プロフィール
セールスサポートグループ 西垣
最近、全国旅行支援を使って祖母と2人で北海道旅行を楽しみました。
おすすめの旅行先がありましたらぜひ教えてください。